垂水遺跡(読み)たるみいせき

日本歴史地名大系 「垂水遺跡」の解説

垂水遺跡
たるみいせき

[現在地名]吹田市垂水町一丁目・円山町

千里丘陵の南端に位置する垂水神社境内を南限として、背後に連なる標高五〇メートル余の丘陵上に、東西六〇〇メートル・南北四〇〇メートルの広がりをもって所在する。当遺跡については、昭和五年(一九三〇)学界に紹介されている。同四八年から行われた数次にわたる発掘調査によって、弥生時代後期竪穴住居跡・焼土壙などの遺構と、前期から後期に及ぶ土器石器が検出された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む