埋玉(読み)マイギョク

デジタル大辞泉 「埋玉」の意味・読み・例文・類語

まい‐ぎょく【埋玉】

《「晋書庾亮伝から》英才美人の死を惜しんでいう語。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「埋玉」の意味・読み・例文・類語

まい‐ぎょく【埋玉】

  1. 〘 名詞 〙 ( 中国、晉の庾亮が葬られる時、何充がこれを悼んで、玉樹を埋めるようだと言ったという「晉書‐庾亮伝」の故事から ) 惜しい人材や美人の死を悼んでいう語。ばいぎょく。〔書言故事‐凶事門・祭挽・埋玉〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「埋玉」の読み・字形・画数・意味

【埋玉】まいぎよく

佳人を埋葬する。〔世説新語傷逝康(亮)す。何揚州(充)、に臨みて云ふ、玉樹を埋めて土中(つ)かしむ。人をして何ぞ能く已(や)ましめん、已(ああ)と。

字通「埋」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android