城南神祭(読み)じょうなんしんまつり

精選版 日本国語大辞典 「城南神祭」の意味・読み・例文・類語

じょうなんしん‐まつりジャウナン‥【城南神祭】

  1. 〘 名詞 〙 城南宮前身である真幡寸(まはたき)神社祭礼氏子の家々では、新米の餠を大量について、親戚に配り、来客に馳走するところから餠祭とも呼ばれる。また、若中(わかぢゅう)にかつがれて三基の神輿が渡御するが、時として喧嘩が起こることがあったので、血祭ともいわれた。祭日は、もと九月二〇日、明治以後一〇月二〇日、近年は一〇月二〇日に近い日曜日に改められ、城南宮神幸祭と呼ばれる。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「鳥羽竹田〈廿日 城南神祭といふ〉」(出典:俳諧・鼻紙袋(1677)九月)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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