城頭(読み)ジョウトウ

デジタル大辞泉 「城頭」の意味・読み・例文・類語

じょう‐とう〔ジヤウ‐〕【城頭】

城のそば。また、城の上。
「昨日杖を此の―に曳いて」〈啄木葬列

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精選版 日本国語大辞典 「城頭」の意味・読み・例文・類語

じょう‐とうジャウ‥【城頭】

  1. 〘 名詞 〙 城のそば。城のほとり。城のあたり。また、城の上。城壁の上。
    1. [初出の実例]「楼上春簫怨。城頭暁角悲」(出典:文華秀麗集(818)中・奉和折楊柳〈巨勢識人〉)
    2. [その他の文献]〔岑参‐青門歌送東台張判官〕

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普及版 字通 「城頭」の読み・字形・画数・意味

【城頭】じよう(じやう)とう

城のほとり。明・李攀竜〔塞上曲、元美(王世貞)を送る〕詩 頭一片、西山 多少征人馬上に看ん

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