基址(読み)キシ

デジタル大辞泉 「基址」の意味・読み・例文・類語

き‐し【基×址】

土台基礎基盤

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「基址」の意味・読み・例文・類語

き‐し【基址・基趾】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 土台。基礎。基盤。根本。
    1. [初出の実例]「叢祠基趾多経歳、槐鼎官斑昔応星」(出典:本朝無題詩(1162‐64頃)一〇・九月尽日陪天満天神祠〈藤原敦光〉)
    2. 「蓋し心志の力は〈略〉また真正の希望の基址(〈注〉ドダイ)となることなり」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉八)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐仲長統伝〕
  3. 旧跡。〔色葉字類抄(1177‐81)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「基址」の読み・字形・画数・意味

【基址】きし

基趾

字通「基」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android