基礎ボルト(読み)キソボルト(その他表記)foundation bolt

関連語 名詞

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「基礎ボルト」の意味・わかりやすい解説

基礎ボルト
きそボルト
foundation bolt

土台ボルト,地形ボルトともいう。機械や構造物を据付けるときに用いるボルトの一種。あらかじめ,おねじの切っていない部分を土台に埋込んでおき,これとナットで構造物などを締めつけて固定する。外力が作用した場合,埋込まれた部分が土台から抜け出したり,ゆるまないようにするため先端はL字形やJ字形など特殊な形状をしている。材料には一般構造用圧延鋼材を用いる。なお,アンカーボルトはこの基礎ボルトとほぼ同じと考えてよい。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の基礎ボルトの言及

【ねじ】より

…ふたなどを密閉するのに用いられる。 基礎ボルト構造物や機械をコンクリート上にすえつける際,あらかじめコンクリート中に埋め込んでおくボルト。コンクリートから抜けないようにL形またはJ形の形状をしている。…

※「基礎ボルト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android