日本歴史地名大系 「堂山新田村」の解説 堂山新田村どうやましんでんむら 静岡県:小笠郡小笠町堂山新田村[現在地名]小笠町堂山新田嶺田(みねだ)村の南、堂山村の西に位置し、東方を菊(きく)川の支流牛淵(うしぶち)川が南流する。同川は村の南東端で流路を西に変え菊川に合する。慶応二年(一八六六)の年貢軽減の願書(堂山新田村区有文書)に、わずかの雨にも洪水になり、田畑は水腐れとなり、百姓居屋敷まで水が滞る「地窪の耕地」であったことが記されている。菊川・牛淵川の合流域一帯は坂里(さかさと)村・来福(らいふく)村・成行(なりゆき)村(現大東町)などとの入会の開発域であったと伝える。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by