堤静斎(読み)つつみ せいさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「堤静斎」の解説

堤静斎 つつみ-せいさい

1827-1892 幕末-明治時代の儒者
文政10年生まれ。豊後(ぶんご)(大分県)の人。広瀬淡窓,のち江戸で安積艮斎(あさか-ごんさい)に師事し,昌平黌(しょうへいこう)でまなぶ。元治(げんじ)元年幕府の徒(かち)目付となり,幕長戦争などでたたかう。明治11年東京に知新学舎をひらいた。明治25年11月13日死去。66歳。名は正勝。字(あざな)は威卿。通称は省三。詩集に「皆山閣詩鈔」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android