デジタル大辞泉 「堪忍地」の意味・読み・例文・類語 かんにん‐じ〔‐ヂ〕【堪忍地】 歓喜地かんぎじのこと。菩薩ぼさつがこの位に至れば苦悩をたえ忍ぶ力を得るところからいう。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「堪忍地」の意味・読み・例文・類語 かんにん‐ち【堪忍地】 〘 名詞 〙 仏語。菩薩の修行階位である十地の最初の位。この位にはいると、身心の一切の苦悩を忍ぶ力が得られ、必ず成仏することができる。ただしこれを初地とするのは天台宗の説。歓喜地。[初出の実例]「十地には堪忍地共号し証果をば無生忍とも云」(出典:十訓抄(1252)八)[その他の文献]〔南本涅槃経‐一一〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例