報応(読み)ほうおう

精選版 日本国語大辞典 「報応」の意味・読み・例文・類語

ほう‐おう【報応】

  1. 〘 名詞 〙 仏語
  2. 行為に対するむくい。応報
    1. [初出の実例]「所謂、顕教者、報応化身之経是也」(出典:性霊集‐九(1079)高野寺鐘知識文)
    2. 「天の報応あやまらずと雖も、抑又自ら作れるの也」(出典読史余論(1712)二)
  3. 仏身を法身・報身・応身の三種に分けるうちの報身と応身。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「報応」の読み・字形・画数・意味

【報応】ほう(はう)おう

応報。〔漢書、成帝紀〕(われ)自ら飭躬(ちよくきゆう)し、上を郊祀す。皇天報應し、光竝び見(あら)はる。~天下の賦錢、算四十を減ぜよ

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