場外取引(読み)じょうがいとりひき

精選版 日本国語大辞典 「場外取引」の意味・読み・例文・類語

じょうがい‐とりひき ヂャウグヮイ‥【場外取引】

〘名〙 取引所の外で行なわれる取引証券店頭取引商品仲間取引など。非上場株はすべて場外取引で売買されるが、上場証券も取引所の定款や業務規定により例外的に場外取引が認められている。

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デジタル大辞泉 「場外取引」の意味・読み・例文・類語

じょうがい‐とりひき〔ヂヤウグワイ‐〕【場外取引】

取引所外取引

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百科事典マイペディア 「場外取引」の意味・わかりやすい解説

場外取引【じょうがいとりひき】

第2次大戦後,証券取引所に上場されている証券の取引はすべて取引所内で行う原則になっている。しかし,特別の場合には取引所以外での売買が認められており,これを場外取引または市場外取引という。売買取引停止中の証券の売買,取引所が承認した売出し,TOBによる売買,端株の売買などがある。→店頭株

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「場外取引」の意味・わかりやすい解説

場外取引
じょうがいとりひき

取引所外取引

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世界大百科事典(旧版)内の場外取引の言及

【市場外取引】より

…これを市場集中原則というが,例外として各取引所は特別の場合に市場外の取引を認めている。市場外取引(場外取引ともいう)が認められる事例のおもなものは,(1)売買取引停止中の上場銘柄につき売買を行うことが顧客のために必要と取引所が認めたものの売買,(2)取引所が承認した売出し,売出しの取扱いまたは売出しへの応募,(3)ある取引所の会員が別の取引所市場で行う売買,(4)株式公開買付け(TOB)による買付けの代理または売付け,(5)売買単位に満たない端株の売買,(6)国または証券金融会社が行う競争入札に参加して行う売買,(7)上場債券の売買のうち市場集中義務が課されていないもの,たとえば国債では額面100万円以上額面1000万円未満の売買で売買単位の整数倍の売買を除くもの,である。【鳴滝 善計】。…

※「場外取引」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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