堵の如し(読み)トノゴトシ

デジタル大辞泉 「堵の如し」の意味・読み・例文・類語

ごと◦し

多くの人が集まり垣根をめぐらしたようである。見物人の多いようすにいう。
「―◦く勘次とおつぎ周囲に集まった」〈長塚

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「堵の如し」の意味・読み・例文・類語

と【堵】 の 如(ごと)

大勢の人が寄り集まって垣をめぐらしたように立ち並ぶ。人垣をきずくさま。また、見物人の多いことのたとえ。
明月記‐正治二年(1200)三月二九日「門前成市、覩者如堵」 〔晉書‐衛玠伝〕

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