医薬品を水、エタノール、エーテル、グリセリン、植物油などに溶解または混和してつくった外用液剤で、皮膚または粘膜に塗布するものをいう。皮膚または粘膜に塗布して使用する剤形には、軟膏(なんこう)剤(クリーム、パスタを含む)やリニメント剤などがあるが、軟膏剤は適当な粘稠(ねんちゅう)度(粘り気があって密度が濃い)があり液剤ではなく、リニメント剤は擦り込んで用い、泥状のものもある。これらをまとめて俗に塗り薬とよんでいる。塗布剤にはピオクタニン青液、マーキュロクロム液、ヨードチンキ、ルゴール液などの消毒剤、にきびに用いるイオウ・カンフルローション(クンメルフェルド液)、あれ止めのグリセリンカリ液など、いろいろな薬剤がある。
[幸保文治]
《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...
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