塚崎遺跡(読み)つかざきいせき

日本歴史地名大系 「塚崎遺跡」の解説

塚崎遺跡
つかざきいせき

[現在地名]金沢市塚崎町

森下もりもと川左岸の舌状台地前端部(標高約三〇メートル)に立地する弥生時代後葉から古墳時代初頭にかけての集落跡。玉生産遺跡でもある。昭和四六年(一九七一)から同四八年にかけて発掘が行われ、集落のほぼ全域が明らかになった。検出された遺構は竪穴住居跡二二棟・土坑七二基など。住居跡はおおむね隅丸方形プランだが五角形プラン・六角形プラン各一棟を含み、後者は最大規模住居跡である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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