塚角村(読み)つかつのむら

日本歴史地名大系 「塚角村」の解説

塚角村
つかつのむら

[現在地名]柵原町塚角

吉井川右岸の河岸段丘上に開けた村で、西部八神ねりがみ村の山地から流れる二筋の小川に沿って笹の木ささのき小原おばら集落がある。正保郷帳に村名がみえ、田一〇三石・畑一三〇石余。この村高は延宝六年(一六七八)当村から分れた八神村を含む。元禄一〇年(一六九七)美作国郡村高辻帳では改出高五九石余・開高三三石余、村位は上。同年の美作国郷村帳では八神分を除いて高二八六石余。「作陽誌」では家数一〇二、男三〇八・女二五一。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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