塩井村(読み)しおいむら

日本歴史地名大系 「塩井村」の解説

塩井村
しおいむら

[現在地名]曾爾村大字塩井

曾爾川の今井いまい村対岸に位置。「塩井」という古井から塩水が湧出したというが、現在は山崩れで失われている。慶長郷帳の村高一八七・六八石。慶長六年(一六〇一)松山藩(福島高晴)領、元禄八年(一六九五)幕府領となる。元禄検地により村高二七〇・八二九石となる。

明和安永(一七六四―八一)の頃から猪鹿類の跳梁により収穫が減少し、検地による村高の増加で年貢も増徴されるので、若年者年季奉公に出して収入を補っているが、耕作者の不足と潰百姓により村高のうち四三・一〇八石が村請になり、その疲弊のさまが明和元年の「乍恐以書付奉御願申上候」に記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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