塩類風化(読み)えんるいふうか

最新 地学事典 「塩類風化」の解説

えんるいふうか
塩類風化

salt weathering

物理的風化作用の一種岩石間隙硫酸塩塩化物などの塩類の結晶が成長する際の,結晶成長圧力をおもな破壊力として岩石を砕片化する。破壊する力は,ミラビル石(NaSO・10HO)・テナルド石(Na[SO])・瀉利塩(MgSO・7HO)などで大きい。乾燥地域や,塩類供給が多い海岸で生じやすい。トンネル壁や建物の床下など,雨水が当たらず局部的に乾燥する条件下でも生じる。タフォニと呼ばれる楕円形の孔や,径数cmの孔の集合体である蜂の巣状構造をつくり,石造文化財の破壊にも関与する。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む