塵地(読み)チリジ

関連語 名詞

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「塵地」の意味・わかりやすい解説

塵地
ちりじ

蒔絵技法の名称中国では平塵 (へいじん) といい,唐代に盛行した。器物表面に濃色の漆を塗り,金,銀,錫などの鑢粉 (やすりふん) をあらく蒔いて透明漆をかけ,とぎ出したもの。鑢粉が塵のように見えるのでこの名がある。通常,文様外の地蒔きとして平安時代に主として行われた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む