塵地(読み)チリジ

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「塵地」の意味・読み・例文・類語

ちり‐じ‥ヂ【塵地】

  1. 〘 名詞 〙 漆地(うるしじ)の装飾の一種。漆を塗った上に金銀の鑢粉(やすりふん)をまばらに蒔(ま)いて研ぎ出したもの。平安時代の技法で以後は金箔粉による梨地となる。〔餝抄(1238頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「塵地」の意味・わかりやすい解説

塵地
ちりじ

蒔絵技法の名称。中国では平塵 (へいじん) といい,唐代に盛行した。器物表面に濃色の漆を塗り,金,銀,錫などの鑢粉 (やすりふん) をあらく蒔いて透明漆をかけ,とぎ出したもの。鑢粉が塵のように見えるのでこの名がある。通常,文様外の地蒔きとして平安時代に主として行われた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む