塼・磚・甎(読み)せん

精選版 日本国語大辞典の解説

せん【塼・磚・甎】

〘名〙 煉瓦の一つ。粘土を型に入れて乾燥させたもの(日乾煉瓦)と、窯で焼成したものと二種ある。方形・長方形などに成型され、文字、画像・文様を付したものもある。中国秦・漢代に発達し、城壁をはじめ墓室などに使用。日本でも藤原宮・平城宮などの宮殿、橘寺・岡寺などの寺院で敷瓦、腰瓦として使用。
※正法眼蔵(1231‐53)坐禅箴「塼はたとひ塼なりとも、鏡はたとひ鏡なりとも」 〔梁簡文帝‐大法顕・序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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