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墨象 ボクショウ

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デジタル大辞泉の解説

ぼく‐しょう〔‐シヤウ〕【墨象】

前衛書道の異称。

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大辞林 第三版の解説

ぼくしょう【墨象】

前衛芸術としての書道。前衛書道。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

墨象
ぼくしょう

前衛書道に対する呼称の一種。文字の形や意味にとらわれない、墨線のみによる芸術の可能性については、第二次世界大戦前の比田井天来(ひだいてんらい)に始まるが、彼はそれを「象(しょう)」または「如(にょ)」とよばれるべきだという思索段階にとどまり、実現することなく没した。その子、比田井南谷(なんこく)(1912―99)は早くから父の考えに共鳴していたが、戦後の1946年(昭和21)に「電」という字の古文を数多く配した『電字のヴァリエーション』を発表、のちには文字によらない自分の書作品を「心線(しんせん)作品」と称して書道展に相次いで出品するに至った。これを端緒に追随者も出現、書道展でも一ジャンルとして別に扱う必要が生じ、毎日書道展ではこれを独立させて「墨象」と名づけて第五部とした。これはのち「前衛書展」と名称を変えたが、墨象ということばはその後も用いられている。[小川乃倫子]

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