声塵(読み)しょうじん

精選版 日本国語大辞典 「声塵」の意味・読み・例文・類語

しょう‐じん シャウヂン【声塵】

〘名〙 仏語六塵(色・声・香・味・触・法の六種ある)の一つ感覚器官としての耳が捉える音声のこと。衆生の心を汚すところから塵という。
江都督納言願文集(平安後)一・白河院金泥一切経供養御願文「妙舞妙曲、入瑠璃琴色塵声塵、映頗梨閣」 〔三蔵法数‐二八

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