変記号(読み)ヘンキゴウ

デジタル大辞泉 「変記号」の意味・読み・例文・類語

へん‐きごう〔‐キガウ〕【変記号】

音楽で、変化記号の一。ある音を半音下げるための♭の記号フラット。→えい記号

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精選版 日本国語大辞典 「変記号」の意味・読み・例文・類語

へん‐きごう‥キガウ【変記号】

  1. 〘 名詞 〙フラット〔洋楽手引(1910)〕

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百科事典マイペディア 「変記号」の意味・わかりやすい解説

変記号【へんきごう】

音楽用語。フラット。ある音を半音だけ低くする記号で,現在の記譜法では♭が使われる。さらに半音低める記号を重変記号ダブル・フラット)と呼ぶ。(図)→嬰(えい)記号

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「変記号」の意味・わかりやすい解説

変記号
へんきごう
flat

音楽用語。変位記号一つで,与えられた音を半音下げる記号。フラットとも呼ばれ,♭と記す。臨時記号に用いられる場合は符頭左側に付し,調号の場合には音部記号の右にまとめて示す。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「変記号」の意味・わかりやすい解説

変記号
へんきごう

フラット

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世界大百科事典(旧版)内の変記号の言及

【変化記号】より

…基本音階(ハ長調音階つまりピアノの白鍵に相当)に含まれる音を幹音(かんおん)または本位音といい,これを半音一つまたは二つぶん変化させた音を派生音(変化音,変位音とも)という。変化記号には幹音を半音高くする嬰記号(シャープsharp ♯),半音低くする変記号(フラットflat ♭),半音二つぶん高くする重嬰記号(ダブル・シャープ ),半音二つぶん低くする重変記号(ダブル・フラット ♭♭),それに以上のすべての変化記号の効力を消して派生音を幹音に戻す本位記号(ナチュラルnatural ♮)の5種がある。 変化記号の役割には調号と臨時記号の二通りがある。…

※「変記号」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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