夏菊(読み)ナツギク

デジタル大辞泉 「夏菊」の意味・読み・例文・類語

なつ‐ぎく【夏菊】

6月から7月ごろにかけて花が咲く菊の品種総称小輪八重咲きが多い。 夏》「―に露をうったる家居かな/鬼貫

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「夏菊」の意味・読み・例文・類語

なつ‐ぎく【夏菊】

  1. 〘 名詞 〙 六~七月に花が咲く早咲き型の菊の品種の総称。一般に頭花は中・小型が多く、花色は白、黄などが多い。「八十八夜」「白更紗(さらさ)」など。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「斎了自東雲山丹花一箇賜之。次自睦首座野竹軒夏菊一包被贈」(出典蔭凉軒日録‐文明一九年(1487)五月二九日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android