夏菊(読み)ナツギク

デジタル大辞泉 「夏菊」の意味・読み・例文・類語

なつ‐ぎく【夏菊】

6月から7月ごろにかけて花が咲く菊の品種総称小輪八重咲きが多い。 夏》「―に露をうったる家居かな/鬼貫

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精選版 日本国語大辞典 「夏菊」の意味・読み・例文・類語

なつ‐ぎく【夏菊】

  1. 〘 名詞 〙 六~七月に花が咲く早咲き型の菊の品種の総称。一般に頭花は中・小型が多く、花色は白、黄などが多い。「八十八夜」「白更紗(さらさ)」など。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「斎了自東雲山丹花一箇賜之。次自睦首座野竹軒夏菊一包被贈」(出典蔭凉軒日録‐文明一九年(1487)五月二九日)

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