夏藤(読み)なつふじ

精選版 日本国語大辞典 「夏藤」の意味・読み・例文・類語

なつ‐ふじ ‥ふぢ【夏藤】

〘名〙 マメ科のつる性落葉小低木。本州中部以西、四国九州低地の林中に生える。茎は右巻きでやや細く高さ約三メートル。葉は奇数羽状複葉で五~七対の小葉からなり、長さ約三〇センチメートル。小葉は長卵形。夏、葉腋から長い総状花序を垂らし白い小さな蝶形花を多数つける。豆果線形で皮が厚く長さ約一〇センチメートル、円形の平たい種子を多数生じる。どようふじ。《季・夏》 〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

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デジタル大辞泉 「夏藤」の意味・読み・例文・類語

なつ‐ふじ〔‐ふぢ〕【夏藤】

マメ科の蔓性つるせいの落葉低木。山林に生え、葉は羽状複葉。夏、白い蝶形の花をつける。土用藤 夏》

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動植物名よみかた辞典 普及版 「夏藤」の解説

夏藤 (ナツフジ)

学名Milletia japonica
植物。マメ科の落葉つる性低木,園芸植物

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