夏麻(読み)ナツソ

デジタル大辞泉 「夏麻」の意味・読み・例文・類語

なつ‐そ【夏麻】

夏に麻畑から刈り取った麻。
「をさめどのより―賜へるに」〈忠見集・詞書

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精選版 日本国語大辞典 「夏麻」の意味・読み・例文・類語

なつ‐そ【夏麻】

  1. 〘 名詞 〙 夏季に麻畑から取った麻。
    1. [初出の実例]「をさめどのよりなつそ給へるに 空蝉(うつせみ)はさもこそ鳴かめ君ならでくるるなつそとたれかつげまし」(出典:忠見集(960頃))

なつ‐あさ【夏麻】

  1. 〘 名詞 〙 植物あさ(麻)」の異名
    1. [初出の実例]「なつあさのしたばの草のしげさのみ日ごとにまさるころにもあるかな」(出典:曾丹集(11C初か))

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