夕殿(読み)せきでん

精選版 日本国語大辞典 「夕殿」の意味・読み・例文・類語

せき‐でん【夕殿】

  1. 〘 名詞 〙 夕方宮殿御殿の夕暮れ時。
    1. [初出の実例]「蛍のいとおほう飛びかふも、夕殿に蛍とんでと、例のふるごとも」(出典:源氏物語(1001‐14頃)幻)
    2. [その他の文献]〔白居易‐長恨歌〕

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普及版 字通 「夕殿」の読み・字形・画数・意味

【夕殿】せきでん

夕方の宮殿。唐・白居易長恨歌〕詩 夕殿螢飛んで、思ひ悄然(せうぜん)たり 燈挑(かか)げ盡して、未だ眠りをさず

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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