日本歴史地名大系 「多保市村」の解説
多保市村
とおのいちむら
- 京都府:福知山市
- 多保市村
由良川の支流
古くには土師川の下流福知山方面から、上流
「丹波志」は「多保市村 福智山領 高四百五拾一石五斗 民家六拾八戸(中略)大池ノ端ヨリ東ヘ六七町行、夫ヨリ南ノ方ヘ行谷筋ヲ多保市山田ト云、出戸六戸在」と記す。また同書別項に、この辺りに寺塔の古跡があることを記し、当村の地名は塔のある寺の前に市場があったことから起こったと説明している。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報