デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「多忠方」の解説 多忠方 おおの-ただかた 1085-1135 平安時代後期の雅楽家。応徳2年生まれ。多資忠(すけただ)の3男。京都方。父と長兄の節方(ときかた)が山村政連に殺されたため,たえようとしていた神楽(かぐら)を堀河天皇から教授され,自筆の神楽譜をあたえられた。永久2年右近衛将監(うこんえのしょうげん)。33年間右舞(うまい)の一者(いちのもの)をつとめた。保延(ほうえん)元年6月16日死去。51歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例