多数派支配型民主主義(読み)たすうはしはいがたみんしゅしゅぎ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

相対的多数派少数派意見世論を,合法的な操作によって切捨て,多派の意図する方向決定を導くような制度や仕組み。一院制や中央集権制などがその代表的なであるが,小選挙区制もそうした要素が含まれる。多数派にしても,少数派にしても,相対的なものでしかないため,わずかな数ので少数派の意向が無視される危険性をはらんでいる。多数派と少数派の主張にあまり違いがない場合なら,結果的にはそれほどの問題はないが,両者の主張がかけ離れていたり,反対が強い場合には大きな危険をはらむことになる。

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