多治比清貞(読み)たじひの きよさだ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「多治比清貞」の解説

多治比清貞 たじひの-きよさだ

?-839 平安時代前期の詩人,官吏
弘仁(こうにん)5年(814)成立の最初の勅撰(ちょくせん)詩集「凌雲(りょううん)集」に漢詩2首がえらばれ,播磨権少掾(はりまのごんのしょうじょう)とある。勅撰第2詩集「文華秀麗集」にも1首収載。右・左少弁をへて伊勢守(いせのかみ)。承和(じょうわ)6年1月23日死去。氏は丹墀ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android