多胡真蔭 たご-さねかげ
?-1718* 江戸時代前期-中期の武士。
多胡真清の4男。石見(いわみ)(島根県)津和野藩家老。3代藩主亀井茲親(これちか)につかえる。茲親が勅使接待役を命じられたさい,吉良義央(きら-よしなか)の仕打ちにいかり,大事になろうとしたが,真蔭が吉良に贈り物をして騒動を未然にふせいだといわれる。「仮名手本忠臣蔵」の加古川本蔵のモデルとも。享保2年12月24日死去。通称は外記。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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