大一文字蝶(読み)おおいちもんじ

精選版 日本国語大辞典 「大一文字蝶」の意味・読み・例文・類語

おお‐いちもんじおほ‥【大一文字蝶】

  1. 〘 名詞 〙 タテハチョウ科のチョウ。はねの開張一二センチメートル内外。表は黒色、裏は輝褐色で外縁と内に青灰色の部分がある。後ばね幅広の白帯があり、前ばねに大きな白斑がある。幼虫ドロノキヤマナラシなどヤナギ科の植物を食草とする。ヨーロッパ大陸、アジア大陸の北部分布し、日本には北海道の山地と本州中央部の高地に分布。成虫は六月下旬から八月上旬に出現し、幼虫で越冬する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「大一文字蝶」の解説

大一文字蝶 (オオイチモンジ)

学名Limenitis populi
動物。タテハチョウ科のチョウ

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android