大三災(読み)だいさんさい

精選版 日本国語大辞典 「大三災」の意味・読み・例文・類語

だい‐さんさい【大三災】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。世界が壊滅する壊劫最後に起こるという火災水災風災三つ天災。火災には初禅天までが焼失し、水災には第二禅天も流失し、風災には第三禅天も破壊するという。三災
    1. [初出の実例]「汗馬東西に馳せ違ひ、時の声天地を響かせり。唯大三災(サイ)一時に起って、世界悉(ことごと)劫火の為めに焼け失せるかと疑はる」(出典太平記(14C後)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 サイ

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む