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三災 さんさい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

三災
さんさい

仏教用語。仏教では,世界は成立期(成劫),存続期(住劫),破壊期(壊劫),空漠期(空劫)の 4期(→四劫)が無限に循環するとされ,存続期に人々のうえに現れる 3種の災厄(小の三災)と,破壊期の終末に世界を破壊する 3種の災厄(大の三災)とをいう。小の三災とは,刀兵災(互いに凶器で殺害する),疾疫災(悪病が流行する),飢饉災(干魃による飢饉)の三つ。大の三災とは,火災水災風災の三つ。

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デジタル大辞泉の解説

さん‐さい【三災】

仏語。3種の災厄。住劫(じゅうこう)の減劫に起こる刀兵災・疾疫災・飢饉(ききん)災の小三災と、壊劫(えこう)の終わりに起こる火災・水災・風災の大三災

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大辞林 第三版の解説

さんさい【三災】

水災・火災・兵災のこと。
〘仏〙 住劫じゆうこうの一定期に起こる小三災(刀兵災・疾疫災・飢饉)と、壊劫えこうの末期に起こる大三災(火災・風災・水災)。

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