大中臣親隆(読み)おおなかとみの ちかたか

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大中臣親隆」の解説

大中臣親隆 おおなかとみの-ちかたか

1105-1187 平安時代後期の公卿(くぎょう),神職
長治(ちょうじ)2年生まれ。長寛3年叔父大中臣師親(もろちか)にかわって伊勢神宮祭主となる。祭主を18年間つとめ,神祇大副(じんぎのたいふ)にすすむ。治承(じしょう)5年正三位。寿永元年辞任し,翌年出家した。文治(ぶんじ)3年9月29日死去。83歳。号は岩出

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android