日本歴史地名大系 「大久保白山神社」の解説 大久保白山神社おおくぼはくさんじんじや 新潟県:佐渡郡畑野町大久保村大久保白山神社[現在地名]畑野町大久保大久保の字坊柄(ぼうがら)にある。もと畑方(はたがた)村地内の通称諏訪(すわ)の南西端に接した大久保地内にあった諏訪神社や、その末社北野神社を合祀する。おもな祭神は白山比命で、三〇センチほどの桑の木で刻まれた神像があるといわれる。社に向合う真禅(しんぜん)寺はもと別当で、神仏分離ののちもこの形を失っていない。正月三日に社の拝殿で行われる田遊神事(県指定無形民俗文化財)という氏子の行事は、いっさい真禅寺が世話をする。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by