大井氏館(読み)おおいしやかた

日本歴史地名大系 「大井氏館」の解説

大井氏館
おおいしやかた

一本武田系図によると、武田信武の男信明に始まる大井氏は、春明―信家―信房―信包―信達―信業―信為とあり、有名な大井夫人(武田信虎妻)は信達の娘である。信達は信虎が甲斐国の統一を進めていた一六世紀前半には東郡の栗原氏、逸見(へみ)の今井氏とともに反抗した。栗原氏の居城以外は明らかではなく、「甲斐国志」巻四九では、上野介信達の法名が本習院能岳宗芸であり、音が似ている本重(ほんじゆう)寺が菩提寺で、この寺がある椿(つばき)城は大井氏の居城であろうとした。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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