精選版 日本国語大辞典 「大仏の柱」の意味・読み・例文・類語 だいぶつ【大仏】 の 柱(はしら) ① 一家、一門などの中心となって、そのささえとなっている人。大黒柱。[初出の実例]「大仏の柱はやけてなく成りぬ」(出典:随筆・胆大小心録(1808)四)② 大仏殿の柱の木が太いことから気が太いことをかけていう語。度胸がよいこと。→おとこ(男)の心と大仏の柱は太うても太かれ。[初出の実例]「布袋の腹や、こいねずに、商人の心は大仏(ブツ)のはしらよりも太しといへり」(出典:仮名草子・尤双紙(1632)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例