大仏の柱(読み)だいぶつのはしら

精選版 日本国語大辞典 「大仏の柱」の意味・読み・例文・類語

だいぶつ【大仏】 の 柱(はしら)

一家一門などの中心となって、そのささえとなっている人。大黒柱
随筆胆大小心録(1808)四「大仏の柱はやけてなく成りぬ」
大仏殿の柱の木が太いことから気が太いことをかけていう語。度胸がよいこと。→おとこ(男)の心と大仏の柱は太うても太かれ
仮名草子・尤双紙(1632)上「布袋の腹や、こいねずに、商人の心は大仏(ブツ)のはしらよりも太しといへり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android