…室町中期の武将。幼名六郎。応永の乱(1399)で兄義弘の敗死後,戦後処理として幕府は下った弟弘茂に周防,長門を安堵し,留守を守る盛見を追討させた。しかし1401年(応永8)長門府中に弘茂を敗死させ,翌々年安芸,石見に進出すると,幕府も家督を容認して防長を安堵しさらに豊前,筑前を与え九州経営をゆだねた。その後九州の安定に努めたが,少弐氏と筑前深江に戦い敗死。【加藤 益幹】…
…旧国名。防州。現在の山口県東部地方。
【古代】
山陽道に属する上国(《延喜式》)。793‐849年(延暦12‐嘉祥2)の間に中国から上国に昇格した。《和名抄》は〈スハウ〉とよむ。もと〈周芳〉につくり,大宝令施行後〈周防〉に一定した。国司管治の国としては《日本書紀》天武10年(681)条に初見する。大島,熊毛(くまけ),都濃(つの),佐波(さば),吉敷(よしき)の5郡に721年(養老5)に熊毛郡をわけて玖珂(くか)郡を設置して6郡となった。…
※「大内弘茂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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