精選版 日本国語大辞典 「大嘗会の御禊」の意味・読み・例文・類語 だいじょうえ【大嘗会】 の 御禊(ごけい) 大嘗祭のための潔斎として、天皇が川へ行幸して身を清める禊(みそぎ)の儀式。仁明天皇以後は、賀茂川で行なうことになり、河原の御祓とも豊(とよ)の御禊(みそぎ)ともいう。陰陽寮の勘奏によって賀茂川のうち二条から三条に至るまでの川中一町四方に御禊幄を設けて、そこで行なわれた。御禊。[初出の実例]「任二大嘗会御禊装束司并次第司一」(出典:類聚国史‐八・大嘗会・弘仁一四年(823)一〇月甲申) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例