大型捕鯨(読み)オオガタホゲイ

デジタル大辞泉 「大型捕鯨」の意味・読み・例文・類語

おおがた‐ほげい〔おほがた‐〕【大型捕鯨】

大型のクジラをとること。また、大型の捕鯨船でクジラをとること。特に、国際捕鯨委員会IWC)が規制対象とするシロナガスクジライワシクジラマッコウクジラなど13種の大型鯨類をとること。→小型捕鯨
[補説]昭和57年(1982)にIWCで採択され、昭和61年(1986)から実施されている商業捕鯨モラトリアムにより、大型鯨類の商業捕鯨は禁止されているが、調査捕鯨や先住民生存捕鯨による捕獲は認められている。日本では指定漁業として、沿岸捕鯨の大型捕鯨業が指定されている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android