大垣内遺跡(読み)おおがちいせき

日本歴史地名大系 「大垣内遺跡」の解説

大垣内遺跡
おおがちいせき

[現在地名]西脇市大垣内

加古川上流域の西岸、標高六二メートル前後の沖積地に立地する。弥生時代の住居跡は北辺中央部付近から南南西に向けての微高地にあり、古墳時代の住居跡は調査区の西部に営まれている。対岸には岡之山おかのやま古墳がある。弥生時代と古墳時代前期・後期の集落跡。昭和六二年(一九八七)に発掘調査が実施された。弥生時代の竪穴住居跡は八棟(平面形が円形のもの一棟、方形・隅丸方形のもの四棟、多角形のもの三棟)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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