大山敷太郎(読み)オオヤマ シキタロウ

20世紀日本人名事典 「大山敷太郎」の解説

大山 敷太郎
オオヤマ シキタロウ

昭和期の経済学者 甲南大学名誉教授



生年
明治35(1902)年12月1日

没年
昭和50(1975)年1月31日

出生地
愛知県渥美郡花田村(現・豊橋市)

学歴〔年〕
京都帝大経済学部〔昭和3年〕卒,京都帝大大学院

学位〔年〕
経済学博士(京都大学)〔昭和25年〕

主な受賞名〔年〕
日本学士院賞〔昭和45年〕「幕末財政金融史論」

経歴
昭和7年京都帝大経済学部助手となり、8〜15年大蔵省の委託で「明治・大正財政史」の編集に当たった。16年立命館大学経済学部教授となり、学部長、評議員、財団理事などを務めた。31年甲南大学経済学部教授、学部長、図書館長歴任。45年「幕末財政金融史論」で学士院賞受賞。48年甲南大学を定年退職し、名誉教授。社会経済史学会など多くの学会、研究機関に所属した。他の著書に「近世交通経済史論」「幕末財政史研究」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大山敷太郎」の解説

大山敷太郎 おおやま-しきたろう

1902-1975 昭和時代の経済史学者。
明治35年12月1日生まれ。昭和8-15年大蔵省の委託により「明治・大正財政史」の編集にくわわる。16年立命館大教授,31年甲南大教授。45年「幕末財政金融史論」で学士院賞。昭和50年1月31日死去。72歳。愛知県出身。京都帝大卒。著作ほかに「近世交通経済史論」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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