大島牧(読み)おおしままき

日本歴史地名大系 「大島牧」の解説

大島牧
おおしままき

[現在地名]大島町 太田尾・塔尾・田の浦・馬込・徳万など

江戸時代、大村藩が設けた馬牧。複数の牧場からなる。三代藩主大村純信(在位は元和六年―慶安三年)のとき牧場が設けられ(寛永一六年ともいう)、承応三年(一六五四)大島牧奉行の中尾六左衛門が大島鎮守の千手観音(現大島神社)馬頭観音を祀ったと伝える。寛文五年(一六六五)太田尾おおだおの牧場をまつ(現大瀬戸町)に移していたが、元禄一一年(一六九八)松島から移して再興

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android