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大島節 オオシマブシ

4件 の用語解説(大島節の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

おおしま‐ぶし〔おほしま‐〕【大島節】

民謡の一。明治初期、伊豆大島野増(のまし)村の茶もみの作業歌だったという。のち、各地の花柳界に紹介され、座敷歌となった。野増節。

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世界大百科事典 第2版の解説

おおしまぶし【大島節】

東京都の伊豆大島を中心にうたわれた民謡。〈わたしゃ大島 御神火(ごじんか)育ち 胸の煙は絶えやせぬ〉の歌詞で有名だが,この歌詞はのちに作られたもの。明治初めのころ大島の野増(のまし)村の人たちが茶摘歌としてうたい出したとされ,《野増節》ともいったが,大島に古くからあった民謡に,横浜で製茶の作業歌としてうたわれていた《お茶場節》の曲趣をとり込んだものという。明治末期のころからしだいに知られるようになり,とくに東京湾沿岸の各地花柳界に紹介されて《大島節》という曲目名も固定していった。

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大辞林 第三版の解説

おおしまぶし【大島節】

東京都大島の民謡で、酒盛り唄。横浜の「お茶場節」(輸出用お茶の火入れ作業に唄う唄)を、大島から出稼ぎに来た人たちが持ち帰ったもの。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

大島節
おおしまぶし

東京都伊豆大島の民謡。明治初期、大島野増(のまし)村(現大島町)の人々が茶もみの労作唄(うた)として歌い出したものだといわれ、『野増節』ともよばれていた。この『野増節』に、横浜市あたりで歌われていた茶の火入れ再製作業の労作唄『お茶場節』が取り入れられ、現在のメロディとなった。1930、31年(昭和5、6)までは大島では手拍子だけで歌う「島ぶし」であったが、いつか三味線の手が入るお座敷唄になった。伊豆大島にはこの唄のほかに『あんこ節』などもあり、観光客にもこれらの唄を聞かせている。[斎藤 明]

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