大崎事件

共同通信ニュース用語解説 「大崎事件」の解説

大崎事件

鹿児島県大崎町で1979年10月15日、農業の男性=当時(42)=が自宅横の牛小屋から遺体で見つかった。義理の姉、原口アヤ子はらぐち・あやこさんが殺人と死体遺棄の疑いで逮捕された。一貫して否認。直接証拠はなかったが、81年に懲役10年の判決が確定した。元夫と親族2人も実刑判決。原口さんは満期出所後の95年に再審請求。第1次と第3次請求審で計3回再審開始が認められたが、いずれも上級審で覆された。第4次請求審の福岡高裁宮崎支部は2023年6月、再審を認めない決定を出し、弁護側が最高裁に特別抗告した。

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