日本歴史地名大系 「大布施村」の解説 大布施村おぶせむら 京都市:左京区大布施村[現在地名]左京区花背(はなせ)大布施町西は丹波国桑田郡黒田村(現北桑田郡京北町)、東は大見(おおみ)、北は八桝(やます)、南は別所の各村と接する山間集落。八桝村より流れきた桂川(大布施川)が黒田村へ抜ける。天正年間(一五七三―九二)の二通の豊臣秀吉朱印状(施薬院文書)により、八桝、別所などとともに、この頃施薬院領として認められていることが知れる。<資料は省略されています>慶長八年(一六〇三)三月一八日の徳川家康朱印状も施薬院の知行を安堵し(渡辺氏蒐集文書)、三村とも江戸時代を通じ施薬院領であった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by