大床子の御物(読み)ダイショウジノオモノ

デジタル大辞泉 「大床子の御物」の意味・読み・例文・類語

だいしょうじ‐の‐おもの〔ダイシヤウジ‐〕【大床子の御物】

清涼殿御座おましにある大床子でする天皇正式食事

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精選版 日本国語大辞典 「大床子の御物」の意味・読み・例文・類語

だいしょうじ【大床子】 の 御物(おもの)

  1. 宮中の清涼殿の母舎(もや)の大床子に着座してする天皇の正式の食事。臣下陪膳する。
    1. [初出の実例]「朝餉(あさがれひ)の、けしきばかり触れさせ給ひて、大正しのおものなどは、いとはるかに思し召したれば」(出典源氏物語(1001‐14頃)桐壺)

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