大木喜福(読み)オオキ ノブトミ

20世紀日本人名事典 「大木喜福」の解説

大木 喜福
オオキ ノブトミ

昭和期の教育家



生年
明治31(1898)年4月16日

没年
昭和47(1972)年11月20日

出生地
東京

学歴〔年〕
東京帝大経済学部〔大正13年〕卒

主な受賞名〔年〕
藍綬褒章〔昭和33年〕

経歴
徳川慶喜の子厚の2男で、後伯爵大木遠吉養子となった。大正13年三井銀行入社。昭和4年東工学園理事長、6年東京工業学校を創立、22年まで校長を務めた。15年貴族院議員、17年鉄道省委員、20年運輸省鉄道総局参与。42年日本工業大学を創設、理事長。また東京工業高校東工学園中学の経営に当たり、東京高等工科学校校長も兼ねた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大木喜福」の解説

大木喜福 おおき-のぶとみ

1898-1972 昭和時代教育者
明治31年4月16日生まれ。徳川慶喜(よしのぶ)の孫。大木遠吉(えんきち)の養子。三井銀行に勤務,昭和4年東工学園理事長となり,6年東京工業学校を創立。15年貴族院議員。42年日本工業大を創設して理事長となる。昭和47年11月20日死去。74歳。東京出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android