大本多(読み)オオホンダ

デジタル大辞泉 「大本多」の意味・読み・例文・類語

おお‐ほんだ〔おほ‐〕【大本多】

本多まげの形を大きくしたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大本多」の意味・読み・例文・類語

おお‐ほんだおほ‥【大本多】

  1. 〘 名詞 〙 男性の髪の結い方の一つ本多髷の形を大きくしたもの。明和安永一七六四‐八一)頃流行した。
    1. [初出の実例]「小春(こはる)のころ柳(やなぎ)ばしで三十四五の男(おとこ)、すこしあたまのはげた、大本多(オホホンダ)大びたい」(出典洒落本遊子方言(1770)発端)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android